素晴らしき恋愛ライフへのヒント

恋愛において、「男って、こんなとき何考えてるの?」とか、「どうすれば喜んでもらえるの?」っていうのは、なかなかつかみづらいもの。このサイトでは、管理人であるキョウ(♂)が、女性の友人達から受けた恋愛相談、およびこれまでの恋愛から得た経験をもとに、男性の立場から、恋愛観を語ります。
今、恋をしているあなた、恋をしたいあなたのお役に立てば幸いです。

そんなに大きな想いなら、絶対に叶えましょう!

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はじめに
オトコの恋愛感
好きになるまで
付き合うまで
Hについて
浮気について
結婚について
片想いについて
よくある・よくあった質問

↓管理人の経験から↓

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傾向
失意
覚悟
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覚悟


沖縄に帰り、とある企業に就職した僕は、一生を共にする女性と出会うことになります。
それがミヅキ(仮名)でした。

僕が採用されたのは、いわゆる「管理職採用」というやつで、彼女もすでに別の部署の管理職として働いていました。
一目見て、「あ〜タイプ・・」と思いました。
管理者ミーティングでよく顔を合わせるものの、人見知りがちな僕はあまり気軽に話しかけることが出来ませんでした。
ミヅキがどちらかというとシャープな印象をもった女性というのもあったかもしれません。
そのままあまり話をしないまま、2ヶ月が過ぎました。このサイトを立ち上げてしばらくたったころの話です。

たまたま、ミヅキを含めた数名で、東京にあるクライアントへ出張をする機会がありました。集合等で困らないように連絡先を交換し、当日は無事出張へ出かけました。今思えば、その出張中に、ようやくまともに話をすることが出来たような気がします。
そんなこんながありつつも、出張は何事もなく終わりました。

出張から帰ってきた週の週末。

友人と飲む約束があった僕は、居酒屋の前で友人を待っていました。
そしたら、向こう側から走ってきたタクシーから、ミヅキが降りてきました。
「あれ〜キョウさん?!奇遇〜」
聞けば、僕が飲んでいた居酒屋の2Fにあるレストランバーで、結婚式の2次会があるとのこと。
一旦お互い別れましたが、
「この偶然を絶対に活かしたい」と思った僕は、「楽しんでる〜?」とミヅキにメールしました。
「いや〜、楽しくないですよ〜。なんかイケてない」とミヅキ。
「えっじゃあさ、抜けて二人で飲みにいかない?」と聞きました。
「もちろん、OKです( ^ _ ^ )」と言ってもらえたので、近くで飲みなおしました。

そのときに、探りを入れるという目的もあり、恋愛の話をいろいろとしました。
ミヅキは、「私、前の彼にひどい振られ方をして、未だに引きずってるんです。次に進めないんですよ・・」と言いました。

僕は、本心から、「でもねミヅキちゃん、それもこれも全部まとめて、乗り越える人が絶対でてくるんだから、落ち込む必要ないよ?」という話をしました。
その日はそれでお開き。お互いうちに帰りました。

その後・・・
会社の決起会の幹事をした僕は、酔っ払ったメンバーをタクシーに乗せ、2次会の会場に向かっていました。
ミヅキは、2次会には行かないと聞いていたので、気にはなっていましたが、幹事の仕事でいっぱいいっぱいでした。

そのとき。
僕の携帯がメールの着信を告げました。

「キョウさーん!!」
メールにはこの一文だけ。でも、僕が動くのには充分でした。

すぐに場を離れ、電話。
彼女は会社の近くで、一人で酔いをさましていました。

近くの店に入り、もうこのタイミングしかないと思った僕は、
「・・前の彼のこととかあると思うけど、全部まとめて乗り越えてもらえるように頑張ってみるから、付き合ってほしい。」と告白しました。

ミヅキはしばらく考えていましたが、
「・・・わかった。」
といってくれました。
「でもきっと、私と付き合うの大変ですよ。」とも。
今思えば、彼女なりに僕を案じてくれていたんですね。

ミヅキは、重度のうつ病です。お医者さまのお墨付き。
落ちますし、死にたいとも口にし、実際に何度も体に傷をつけました。

理由は、前の彼氏のことと、仕事のハードさ。
僕がミヅキのために一生懸命になればなるほど、落ちているときのミヅキは「彼もそうだった」「きっとあなたも彼のように私から離れる」と言いました。
(でも彼のことを憎めない、全て自分で抱えたミヅキの辛さもあったのですが。)

僕にできることは、思いを注ぎ続けることだけ。
彼女を見守ることは苦痛ではありませんでしたが、彼女に心から信頼してもらえていないようで、それが苦しかった時期もありました。

付き合ってから2ヶ月。
前の彼のことを延々と話すミヅキとケンカしたときに、ミヅキから、「じゃああなたは、今全ての状況を飲み込んで、私と結婚できるの?」と言われました。

当然です。
逆に、こんな嬉しいチャンスはありませんでした。

もともと、一生をかけて一緒にいるつもりだった僕に迷いはありませんでした。
そしてその一週間後、入籍。
ミヅキは今、お腹の中に小さな命を持ち、ゆっくりゆっくりではありますが、日々病状も良くなり、来るべき母となる瞬間に備えています。

結婚のタイミング、それは思いがけずやってくるものですね。
でもそのときに大切なのは、やっぱり「覚悟」です。

女性のみなさんにも持っておいて頂きたいのですが、両家との話し合い、生活設計、お互いの気持ちの整理、本当にたくさんの大変なことがやってきます。
でも、それは本当に素晴らしいことですし、きちんとした覚悟があれば、負けません。
病気や困難に負けてはいけない、負けるわけがないものだと感じました。

また余談ですが、うつ病は、本人とパートナーの「治したい」という思い、そして根気さえあれば必ず治る病気なのだと実感しています。

結婚とは、ある意味自分の恋愛観が集約されたものだと思っています。
今自分は、紛れも無く幸せです。



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